『クスノキの番人』感想文♡ネタバレなし。
感想文シリーズ、第一弾です。
(第一弾で終わったりして・・・www)
先日、東野圭吾さんの『クスノキの番人』を読みました。
わたしにとって、何ともほっこりする素敵なお話でした♡
今回すごく感じたことは、
東野圭吾さんの作品って、人間を結構高い(ニュートラル)視点から見て書かれているのかなということ。
人間って所謂間違いを起こしたらそれでおしまいかと言うと、そんな事もない。
と言うか、それでも人生は続いていく。
だからこそ、より良い未来創造をしたいと思い、それが順風に行くことばかりではないので、
厭世的(人生に価値を見いだせず絶望しているさま。)な捉え方というものも生まれたりする。
今生きている人生が全てで、それが終われば全て無になると捉えているときは、
人生の後半になってから、何かを新しく創り直す作業というのは、若い頃の何倍も、無意味に思えるのかもしれない。
だけど、大前提の枠が変わったとき人は、
人生は終わりがないのだから、いつであっても創り続けていくだけ なのだと気づくのかもしれない。
素敵な著者さん、いつも新しい作品をありがとうございます。
今日もありがとうございます。
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